やってみようアート制作!水彩やアクリル等、ワンコインから始めるアナログアート

Beginner tips

芸術鑑賞やモノづくりに興味があって、自分も挑戦してみたいという人向けに、インテリアとして楽しめるアートの描画手法を、いくつかご紹介します。ぜひ参考にしてください。

アートは手軽に始められる?

ひとことで「アート」と言っても様々なジャンルがあります。絵画や彫刻以外にも、学生時代に芸術鑑賞なる授業があることからもわかる通り、舞台芸術だってアートの一種ですよね。CG・映画・マンガ・アニメ・建築・音楽・舞踊に至るまで、芸術性を感じさせるものはすべてアートだと言えるでしょう。

今回は、それらの中から、インテリアとして飾ることができ、なおかつ、それほど予算を掛けなくても手軽に始められる「アナログアートの描画手法」を中心にいくつかご紹介します。

アナログアートの種類と特徴

アナログアートの描画手法の種類と特徴を始めとして、それぞれの手法の「とっつきやすさ」についても触れています。とっつきやすい順で見ていきましょう。

水彩画 とっつきやすさ★★★★★

水彩画

水彩画は、水彩絵の具をたっぷりの水で溶いて描画する絵画手法です。

ムジちょこ
ムジちょこ

水彩絵の具っていうのは、色の素になる「顔料」とアラビアゴムを練り合わせて作られた絵の具のことを言うらしいよ

水彩絵の具には、透明水彩と不透明水彩(ガッシュ)の2種類あり、材料の比率の違いで区別されます。わかりやすく言うと、絵の具を塗ったときに下の色が透けて見えるのが透明水彩で、塗ったときに下の色が覆い隠されてしまうのが不透明水彩です。

学校の美術の授業で使用するものは、不透明水彩である場合が多いでしょう。そのため、子どもの頃に水彩絵の具(ガッシュ)が上手にできなくて苦手だった、という方であっても、大人になって透明水彩を使ってみたら、水彩が大好きになるかも知れません。

透明水彩はみずみずしく、色彩豊かなことが特徴です。不透明水彩も同じく色のバリエーションが豊富で、絵の具が渇くとマットでサラサラした質感になります。

水彩絵の具の入手方法

水彩絵の具は今や100円ショップで気軽に手に入れることが出来ます。その他、100円ショップでは絵筆・筆洗(筆を洗うバケツ)や画用紙、パレットまで揃うので、ちょっとお試ししてみたいなという方にはおススメです。

ただし100円ショップの絵筆は、毎日のように使用した場合、だいたい3ヵ月くらいでボサボサになってきます。

ムジちょこ
ムジちょこ

ちなみにムジちょこが大人になってから初めて買った水彩絵の具は、ぺんてるエフ水彩だったよ

※ぺんてるエフ水彩は、よくよく調べると「不透明水彩」だったと後になって知ったのですが、発色がとても良く、安価で手に入るうえに、使い方次第で透明水彩っぽくも出来る優れものです。

アクリル画 とっつきやすさ★★★★☆

アクリル画

アクリル画は、顔料とアクリル樹脂を混ぜた絵の具をもちいて描画する絵画手法です。

さらに、アクリリックカラーと、アクリルガッシュの二種類の絵具に分類されます。違いが少しわかりにくいですよね。大丈夫です、今からわかりやすくご説明します。

アクリリックカラー:水分量を調節することによって透明感を演出できる。乾燥後は耐水性・耐久性に優れ、ガラスや木材など異素材へのペイントも可能。顔料少なめ。

アクリルガッシュ:不透明でマットな仕上がりになる(水分量問わず)。色ムラが少なく、発色がきれいであるため、イメージと成果物の色のギャップが少ない。デザイン画などに使われる。顔料多め。

ムジちょこ
ムジちょこ

服に付着すると落ちないから、乾ききる前に頑張って洗って落とそうね

アクリル絵の具の入手方法

アクリル絵の具は、100円ショップでも購入することが出来ます。某100円ショップの例で言うと、赤・青・黄・白・黒・金・銀色が揃っておりました。

ネット通販では、30色入りで3,000円程度で買えるものもあるようです。価格としては、アクリル絵の具よりもアクリルガッシュの方がやや手頃な傾向にあります。

アクリル絵の具は、基本的に何にでも描画可能です。しかし、始めてみれば、きっとキャンバスに描いてみたくなるに違いありません。アクリル画にはそれほどインパクト性があります。

アクリル画の有名画家には、ポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルがあげられます。

油彩画(油絵) とっつきやすさ★★★☆☆

油彩画

油彩画は、顔料と絵画用の溶き油を練り合わせたものを使って描画する絵画手法です。

これまで油絵は、手軽に始められるものとは言えませんでした。まず、道具一式を揃えるとなると一万円前後の予算が必要になります。さらに、専用の溶き油の扱いに注意が必要なことも理由のひとつです。

しかし近年、水でも溶ける油絵具が、画材メーカーから販売され始めました。そちらのほうは、水彩画と似たような使い方が楽しめるようです。

油彩画の支持体(何に描くか)としては、キャンバスが最も多く用いられます。薄く塗って透明感を出したり、厚塗りして細密な絵を描いたりすることも可能です。油彩画は印象派絵画の定番とも言われています。

ダヴィンチ、ゴッホ、クリムト、モネなど多数の有名な画家が油絵具を使用しています。しかし、その時代に絵の具を手に入れるのは大変だったのではないかな、と思いませんか?

なんと、ダヴィンチ・ミケランジェロ・ラファエロ等が活躍したルネサンス期の画家修業は、絵の具を自作することから始まったそうなのです。

ムジちょこ
ムジちょこ

産業革命以前の画家は自分の手で絵の具を作るのが普通だったのだとか

有名な画家にはパトロン(資金援助者)がついていたと、聞いたことがあります。たしかに大きな支持体に描くとなれば、絵の具なんてあっという間に無くなりそうです。そうなると、材料集めの資金繰りは、画家ひとりでは難しいですよね。。

アルコールインクアート とっつきやすさ★★★☆☆

アルコールインクアート

アルコールインクアートは、専用の紙にインクを垂らして描画する絵画手法です。

この手法は、インクのにじみや広がり、色の混ざり合いによって生まれる偶然が芸術になります。初心者の方から上級者の方まで幅広く、唯一無二の作品を描けるのも魅力のひとつでしょう。

紙を傾けたり風を当てたりと、インクの模様に変化をつけることで描画します。いまいちピンと来ない方は、Instagramで検索してみてください。わくわくしますよ、きっと。

ムジちょこ
ムジちょこ

ムジちょこも、いつかアルコールインクアートに挑戦してみたいと思っているよ

ただし、アルコールインクは、火気のある所では引火する恐れもあることを忘れてはいけません。使用時は必ず換気を行い、ドライヤーを使う際には必ず冷風で行うようにしましょう。

アルコールインクの道具の入手方法

手軽なものなら、約3,000円弱くらいで初心者用キットが販売されています。100円ショップのもので代用も出来るようです。

グラスアート とっつきやすさ★★★☆☆

グラスアート

グラスアートは、ガラス素材・アクリル板などにガラス絵の具で描画する絵画手法です。

ステンドグラスのミニチュア版のようなイメージですね。特徴は、なんといっても、光を通して色や模様の透明感を楽しめることでしょう。さらに、調光によって見え方が違ってくるのも、おもしろいところです。

イチから始めるには、初めに図案作成をする必要がありますが、よほどのアイディアマンでないと難しいかも知れません。お手本探しには、Instagramやピンタレストが参考になりそうです。

また、切る・貼るなどの作業が加わったり、細かいデザインになると相応の手間暇が掛かってきますが、そのぶん完成の喜びは大きいでしょうね^^

グラスアートの道具の入手方法

ガラス絵の具は、画材店の他、100円ショップでも手に入れることが出来ます。支持体となるアクリル板やガラス板については、大きめのものが欲しい場合、ホームセンターで手に入れられるでしょう。

もしも、あちこち回るのが面倒なときには、必要なものが一式揃った入門キットというのもあるようですので、そちらを試してみるのもアリかも知れません。

飾り方としては、例えば、サンキャッチャーとして楽しむ方法もありますし、くつろぎ空間を彩るテーブルランプの傘として使うのも良いですね。透過性を楽しめるような飾り方がおススメです。

ちなみに、グラスアートを飾りたいものの自分で作りたいわけではない、という方のために、雑貨店やインテリアショップなどでは、ガラスにそのまま貼って飾れるステッカータイプのものも売られています。

まとめ

さて、ここまで、アナログアートの種類ととっつきやすさについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

どんどんデジタル化の進む現代だからこそ、実際に手で触れて感じられるアートに心惹かれることもあるのではないかな、と感じます。

今回ご紹介したものは数多あるアート手法のなかのほんの少しですが、手軽にお試しできる手法がほとんどですので、少しでも興味が出てきた人は、ぜひ挑戦してみてくださいね^^

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