タロット【2.女教皇/ハイプリエステス】正位置・逆位置の意味+αをやわらかく解説

女教皇 Art and culture

タロット歴十年の筆者が、タロットカードの大アルカナ3番目【女教皇/The High Priestess】の意味をやわらかく解説します。【女教皇】正位置・逆位置の基本的な意味を始め、もっと柔軟な視点での独自解釈も載せていますので、ぜひ参考にしてください。

初めに

タロットカードの類別にはライダーウェイトスミス版・マルセイユ版を始め、トートタロットなど様々なものがありますが、この記事では最もポピュラーなライダー版を扱います。

正位置・逆位置の基本的な意味については、ライダー版タロットにおいての解釈を採用していることをご留意のうえ、ご覧いただければ幸いです。

また、各項の「柔軟な視点で解釈すると」という部分は、タロットと戯れ始めてかれこれ十年以上になる筆者(ムジちょこ)が個人的に“こういう風にも読めるな…”と感じた解釈を元に書いております。

【2.女教皇】のテーマは「潜在意識」

女教皇

タロットカード大アルカナ第2番【女教皇/The High Priestess】

描かれているのは、白い柱と黒い柱、そして白黒つけたいお年頃の女性です。

女教皇という役職はタロットの世界にしか存在しないとされています。

教義の記された書を携えた巫女的な存在です。

若い女性は、まだ大人の寛容性や柔軟性、愛への目覚めは経験していないものの、想像力や内観を通じて、それらの芽の存在に気付きます。

彼女が三日月に足を掛けているのは、無意識・神秘・潜在的なメッセージの受信に集中しているためでしょうか。

タロット【女教皇】正位置の意味

神秘・潜在意識・内なる声・内観・受動的・静観・秘密を守る・重要な気付きを得る・ノンアクション・瞑想・自己との調和・可能性を見出す・潜在能力

【女教皇】正位置を柔軟な視点で解釈すると

最適なタイミングを待つ・あえて本音を隠しておく・一人で過ごす時間を大切にする・心の充電・答えは自分の中にある・問題の核心が見えている・意図と引き寄せ・内面の自己研さんや自分磨きに向くとき

タロット【女教皇】逆位置の意味

独りよがり・他者の話を聞かない・批判的・辛辣・知識不足・自信の無さから他者を避けがち・偏見・プライドが邪魔をする・柔軟性に欠ける・秘密(不都合な本音)がバレる

【女教皇】逆位置を柔軟な視点で解釈すると

夢想の世界に耽溺して現実が疎かになりがち・誤った自己完結・他者を見下している可能性・「どうせわかってもらえない」という拗らせ状態・シェアしたほうが良い有益な情報をひとり占めしている・素直になれない・過去の経験が障害となっている

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おまけ:タロット【女教皇】× 花言葉

私がタロットの【女教皇】をイメージして制作したデジタルコラージュです。

花は八重桜。

花言葉は「理知」「豊かな教養」

女教皇

制作:amagami c.

グッズ販売:SUZURI

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