タロット歴十年の筆者が、タロットカードの大アルカナ6番目【法王・教皇/The Hierophant】の意味をやわらかく解説します。【法王・教皇】正位置・逆位置の基本的な意味を始め、もっと柔軟な視点での独自解釈も載せていますので、ぜひ参考にしてください。
初めに
タロットカードの類別にはライダーウェイトスミス版・マルセイユ版を始め、トートタロットなど様々なものがありますが、この記事では最もポピュラーなライダー版を扱います。
正位置・逆位置の基本的な意味については、ライダー版タロットにおいての解釈を採用していることをご留意のうえ、ご覧いただければ幸いです。
また、各項の「柔軟な視点で解釈すると」という部分は、タロットと戯れ始めてかれこれ十年以上になる筆者(ムジちょこ)が個人的に“こういう風にも読めるな…”と感じた解釈を元に書いております。
【5.法王】のテーマは「集団のルール」

タロットカード大アルカナ第6番は【法王/The Hierophant】
法王(教皇)のカードに描かれているのは、法王の説教をありがたく傾聴する2人の人物です。
民が共に助け合い、調和して過ごすために必要な「しきたり」を学んでいるのでしょうか。
そこでは、清貧かつ誠実な心を持てば正しく恩恵がもたらされ、欲深く傲慢な心を持てば無言の圧力により居場所を失います。
利他の精神が重視されるのです。
法王は、皇帝よりもっと小さな世界でのルールを意味するカードで、仲間・サークル・部活動・村社会などを象徴します。
(地域のゴミ出しルールに従うことなども、この部類です)
枠からはみ出さないうちは安全でいられるでしょう。
タロット【法王】正位置の意味
教育・学校教育・冠婚葬祭・公共的な式典・集団行動・信念・慈善活動・慈悲・共助・誠実・忠誠・モラル・定番を選ぶ・枠の中で役割を全うする・集団生活においてのルールを守る
【法王】正位置を柔軟な視点で解釈すると
サークル活動・地域の風習やルール・民俗学・年長者から学ぶ・嘘のない誠実な信頼関係・一般教養・道徳・期待に応える・アレンジはほとんど加えずにテンプレに沿って物事を進める・相手次第・メリハリをつける
タロット【法王】逆位置の意味
偏った教育・視野が狭い・閉鎖的な環境で正常な判断が出来ない・不道徳・浅はかな優しさ・不誠実な関係・詐欺・悪用・チームの和を乱す・利己的なふるまい・自分さえ良ければ良い・聞こえは良いが中身のない話
【法王】逆位置を柔軟な視点で解釈すると
情報開示の少なさによって誤解が生じる・他者を優先しすぎて自分を見失う・共依存・狭い世界で完結してしまう(別の視点を得にくい状況)・悪徳商法・詐欺・誤った情報を鵜呑みにしている可能性がある・状況の根本的な部分が見えていない・核心をついたつもりがズレている・自分の好みやこだわりを相手に押しつける
おまけ:タロット【法王】× 花言葉
私がタロットの【法王】をイメージして制作したデジタルコラージュです。
花はトケイソウ。
花言葉は「信頼」「聖なる愛」「宗教的熱情」「信仰」

制作:amagami c.
グッズ販売:SUZURI
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